テレワークになって生活リズムが変わって全然かけなかった(言い訳)
ネットで色々と言われていますが、私がプレイしたのはアップデートが全て終わった後だったのでまあまあな作品と化していました。
評価(最高10最低0 5はその時代、機種の普通くらい)
ストーリー 2
システム 3
グラフィック 9
BGM 7
周回性 5
総合 5.2
プレイ時間 約50時間
良かった点
・割とファイナルファンタジーしている
主人公のデザインからその雰囲気は感じませんが世界観等は過去作のワードをふんだんに盛り込んでいます。
魔導アーマーやクリスタルといったものや竜騎士やビッグス,ウエッジも。
4や2のような仲間のスポット加入といったお約束も揃っています。
ファルシのルシ的なめんどくさいワードはあまりなくとっつきやすさはやってみると意外と7、8、13よりいいです。
・モンスターデザイン
天野喜孝デザインそのまま3D的な雰囲気があり、いつもより怖めです。
3Dになって見た目が丸みを帯びて怖さがへりましたが、今回のモンスターはFF4あたりのおどろおどろしさがあります。
・面白会話
ワイワイとしょうもない会話が面白いです。
リア充臭いともいわれているようですが、
エンディングを引き立たせるためにこの楽しそうな
会話、雰囲気が活きているように思えます。
FFとは合わないといわれて悪い点としてもよく挙げられますが、
やはり大きいフィールドは
「あの向こうは何があるのか」という好奇心の繰り返しでついつい続けてやりたくなってしまうので私は好きです。
ゲーム内で手に入る旧作の音楽かけながらドライブするの楽しかったです。
活かしきれていたか(密度の濃さ)は微妙です。
悪い点
・オルティシエクリア以降
シナリオが異常なまでに駆け足です。それでいて気分の悪い会話も出てきます。
敵国の皇帝やノックス将軍をサブキャラをうまく使い切れておらず、焦って話を収束させようとして省いたつぎはぎの痕が見えてしまっています。
あの辺りをどうにかするだけでもストーリーでも「雑」といった印象は薄らいで良い方向に向かったのではと思います。
また、個人的には後日談が欲しいです。その余韻がないのは…なぁ
・13章
研究所の中をひたすら一本道で進んでいくだけ。
別の楽なルートも追加されていますが一応楽じゃないほうも見たいから、
とやってみたら微妙。
ロイヤルパックを導入していると途中に資料が追加され
それを少しずつ進んでは読むというちょっとの面白さがありますが…
一本道の面倒くささには見合わない…
でもそっちでしか見られないイベントもある仕様…
・戦闘やフィールドでの仲間の文句
間違えて仲間の前で剣を振ると怒られます。
また、シフト(ワープ)のほうが移動速いからと多用して
その直線状にいようものならまた怒られます。
キーコンフィグでの〇をシフトにした場合は、
車に乗るときや物を拾おうとして〇押したらシフト暴発からのお怒り。
そこはリアルである必要はあまりないでしょう…
仲間に身体がぶつかっても微妙に不満そうなため息をつかれます。
うるせぇぇぇぇw
FF7Rはその辺反省してか仲間にぶつかっても何も言われなくなりましたね。
・ダンジョンが暗い
ダンジョンが洞窟や屋内で火や電気がなく非常に見づらいです。
しかも毎回それ。
敵が暗闇を得意とする設定だからしょうがないのですが、それにしても見づらいです。
・バトルでのロックオン切り替え
モンスター一体に複数部位がある+何体も出てくる、で狙いたい対象へのロックオンに時間がかかります。
この為ロックオン対象選択時に時間が止まる戦闘タイプ「ウェイト」にしないとやりづらくてしょうがないです。
・戦闘が長めになる
このためイージーが丁度いいです。
・ファストトラベルのポイントが少なめ
目的地まで車やチョコボでの移動時間が多くなりがちでダルいことがあります。
移動中に車で過去のFF曲聴いてるのも楽しいですが繰り返し繰り返しやってるともうやる気が。
もうちょっとポイント増やしてくれてもいいのでは…
DLCについて
エピソードDLC
・グラディオラス(あまりオススメではない)
途中仲間から外れていた彼が何をやっていたか。
コンテンツ名の割にコル将軍のことが掘り下げられる内容でした。
正直そんなに買う必要はない印象です…
・プロンプト(キャラが嫌いじゃないならおススメ)
彼の出生や内面が語られる内容。
DLCの終わりと本編での合流の間になぜ捕まったし…
戦闘はちょっとガバガバなTPSです。
難点は相手が固く、武器Aを持っていたのにBを取ったらAは上書きされて消える。
前者の難点はゲーム的、後者はなぜかリアル…
良い点は頼れるアラネア姐さんと同行できること。
アラネアさんが好きでプロンプト嫌いじゃなければ買いです。
そしてクリア後(だったかな)にもらえる本編で使えるアクセサリがすごい強い。
プロンプト操作キャラ時にマシンガン打ち放題。
・イグニス(必要)
オルティシエでなぜイグニスが大けがを負ったのか、ノックス将軍が何を思って行動をしていたのかがわかる内容。
このシナリオは別売りするのはいかがなものかと…
これがないとノックス将軍手のひら返し何があったのかってなります。
そしてあまりいられなかったオルティシエをなるべく活用したい意志を感じる…
また、フィールド曲がカッコイイです。
そして、エピソードクリア後に足される本編IFエンドがもうひとつの見どころ。
このDLCは本編を十分に楽しむためにも必要です。
・アーデン(あってもなくてもいいかな)
アーデンが封印から解放されてインソムニアに行く話。
まともだった頃のアーデンの過去話が見られます。
そして自分の運命を知って完全に吹っ切れ、復讐を成し遂げようとするアーデン。
インソムニアが侵略される前の姿が見られるのですが、
きれいな街並みついボコボコ壊したくなる衝動に駆られるDLC
帽子を貯めたお金で変えられるのですが、サンタや博士といったユニークなものばかりです。あんなのに駆逐されるインソムニアの兵士…
値段に合う…のか?というのが少々疑問です。
・ロイヤルパック(微妙)
大きい点は最終ステージが拡張されます。
加えてクエスト、イベントも追加されます。
イベントは最終戦前ストーリーの肉付けとしては必要ないものとなっていますが、
問題はお値段…セールでも約1100円です。
廃墟の街をブラブラできるようになってもなぁ…
まとめ
発売直後の状態を見るとFFとしてだけでなくゲームとしての問題点や粗さが多く見られ、
重ねて後半のストーリーの雑さもありネットでの評価がこうなっているようです。
アプデされきった状態で出ていればここまで言われなかったろうに…と思わずにはいられない作品です。
アプデとともに追加されたトロフィー取得状況を見てもアプデ後にやり直した人は少なく
クソゲーではなくなった、と再評価する情報も少ないです。
とりあえず今は
1500円以下で本編購入(パッケージ)+必要なDLCをセール中に購入
で2000円代で楽しめるゲームかと思います。
以上、
レビューでした。